築100年の構造を生かし、三世代が集う明るい生活空間へ
- ご要望・目的
- 昼間でも暗い台所、リノベーションで解消したい!
とにかく明るい空間にしたいというのが、お施主様からの一番のご要望でした。台所は、常に暗く電気を付けてても暗い雰囲気でした。
また、昔ながらの壁付キッチンを対面式キッチンへ変えたいというのも奥様からのご要望でした。
- リフォーム後
- 家族の集う明るい空間へ
床は明るい木目調にし、壁・天井は白を選定したことにより、空間全体がとても明るくなりました。また、リフォーム前は壁付キッチンでしたが、対面キッチンへと変えたことにより、キッチンからはダイニング~リビングが見渡せ、いつでも家族の気配を感じることが出来るようになりました。昔ながらの構造上、完全バリアフリーまでは出来ませんでしたが、段差部分には手摺を設置し、高齢者にも優しい空間へと生まれ変わりました。
POINT
施工ポイント
LDK
以前は窓が少なく日中でも常に電灯が必要でした。
食器棚分ほど外側に出ていたスペースを利用して、家電収納コーナーとスタディーコーナーを設けました。また、高窓を設けたことにより日中でも明るくなりました。
LDK~和室
段差はそのまま生かし、目線の位置を近づけることでコミュニケーションを取りやすくしました。LDKと和室は格子戸にて完全に仕切ることが出来、生活スタイルの異なる世帯間も心地良く過ごせます。
以前は玄関への通路部分だった場所が、リビング階段へ。大黒柱はそのまま見せることで自然と空間が引き締まりました。
玄関ホール
正面には飾り床を設け、左側は客間へと続きます。左上の障子は、アクセント且つリビング階段の明かり窓として機能しています。また、土間はあえて黒を選び、和の趣をもたせました。
内玄関
昔の広い玄関の一部を家族の内玄関スペースとしたことにより、玄関に生活感が出ることなく、且つ機能的な動線となりました。