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家づくりコラム

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COLUMN

よみもの

2024.06.19

❑ 日当たりについて考える ❑

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みなさん、こんにちわ(^^)/豊洋の丸岡です(^^)/

住まいを考えるとき、「日当たりの良さ」は大切です🌞
日当たりの良い間取りは、家づくりにおけるとても重要なポイントとなります。
日当たりが良い環境はメリットが多いですし、環境面でも気持ちの面でも明るく快適に感じますよね。

日当たりを良くするには、家の周囲の環境、太陽の一日の動きを理解した上で間取りを考えることになります。
今回は日当たりと間取りの関係についてのご紹介にお付き合いください。

日本人は日当たりの良い南向きの住宅を好む傾向がある為、
「日当たりの良い家=快適な家」というイメージが強く
「南側にある光あふれるリビングで家族が集う家」というのは誰もが望む間取りです。
日本の住宅は、古くから南向きに建てることが好まれてきました。
◾️伝統的な日本家屋は柱・梁などを使った工法で、開口部を大きくとっていた
◾️湿気の多い日本では、カラッとした南側の空気を取り入れるメリットが大きかった

また南向きの家は農家が庭で作業するにも便利、布団を干すにも便利……など、日本人にぴったりのライフスタイルでした。

しかし日当たりが極端に良すぎてもいいわけではありません。
日当たりが良いと何が良いのか、悪いのかそれぞれのメリット・デメリットを探りながら、住み心地を高める工夫を見つけていきましょう。

~日当たりの良い場合のメリット~

〈体内リズムが整いやすくなり、健康的に〉
太陽の日差しで爽やかに起きられることで身体のリズムが整います。
日光を浴びることによりセロトニン、別名「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質が生成され、精神が安定しやすくなります。
また、脳が活動するための準備をはじめ、体温や臓器、自律神経の調整などを十分に行うので、日中、活発に活動できるようになり、1日を通して身体のリズムを整える効果が期待できます。

〈洗濯物が乾きやすく、室内に湿気が溜まりにくい〉
日当たりが良いと、洗濯物が乾きやすいです。
また、日差しを多く取り入れることで、室内に湿気がこもりにくく、カビなどの発生が抑えられます。
日当たりが良いことは快適な室内環境を保つことにも一役担っています。

<電気代の節約に繋がる>
室内に日差しが入る時間が長ければ長いほど、ずっと明るく、照明がいらない時間帯が作れます。
照明をつける時間が短くなり、夜だけ電気をつければ済む場合もあり、冬でも部屋が暖かくなります。
日差しの強さによっては暖房器具の使用を抑えることができ、照明や暖房器具の使い方次第で光熱費の削減に繋がります。

日当たりが良い環境は、本当に多くのメリットが存在すると考えられています。
しかし、ライフスタイルや住環境によっては、日当たりが良すぎることがデメリットになることもあるのです。

~日当たりが良い場合のデメリット~

〈家に直射日光が入り暑い!まぶしい!〉
たまたま周囲に日差しを遮るものがなければ、真夏のジリジリと照り付ける直射日光が家にダイレクトに入り込み、暑すぎて困るということがおきます。
暑さをしのぐために日中でもカーテンを閉めきる生活に「何のために日当たりの良い家を選んだのか」と後悔してしまいます。
日差しがたくさん入ってくるため、夏は夜まで室内温度が下がりにくく、エアコンの電気代が上がる可能性があります。

〈夜型のライフスタイルの場合、日差しで眠れない〉
家の南東側に寝室を配置し失敗することもあります。
天気が良い日は、朝から日差しがサンサンとさしこみます。
カーテンを閉めても隙間から日差しが入り、まぶしくてぐっすり眠れなくなることがあります。

〈家具が日焼けしてしまい、色あせしやすくなる〉  
強い日差しにより、フローリングや畳、家具などが日焼けしやすくなります。
日差しが入る和室の家具を動かしてみると、家具が置いてあった所と無かった所では、
畳の色が変わっていることがよくあります。
フローリングの日焼けや、畳の日焼けは一目瞭然。

〈シミ・そばかすができやすくなると言われている〉
日光を浴びる時間が長いと紫外線の影響で、シミそばかすができやすくなってしまいます。

これらのデメリットの回避策としては、日差しが強くなる時間帯や時期に応じて、カーテンやブラインドで日差しを和らげること。
遮熱性・透過性・遮光性など、日差しに対応する機能性を備えた素材を選ぶのがポイントです。

このように、日当たりを求める場合でも、やり過ぎはあまり良くないと考えられるのです。
住宅の日当たりを検討する場合には、住む人の生活リズムや住まいの何を重視するのかなどもきちんと考えて、「日当たりのよさ」だけにこだわらないことが大切です。

日当たりの良い部屋は、誰もが憧れる部屋ですが、日当たりの悪い部屋も、創意と工夫次第で、住み心地が高められます。
住居費を抑えたい、在宅時間が少ない、などライフスタイルによっては、日当たりの良くない場所も、住まい選びの選択肢のひとつになりますね。

南向きが明るいとは言いますが、全ての物件が南に向いているわけではないので、物件・土地選びの際は方角を見て検討する必要があります。

北向きや東向きでも全体的に明るい場所もあります。
ご自身が朝型のタイプならやや東に向いている物件の方が快適に過ごせたりすることもあるので、ライフサイクルを見返して、過ごしやすい方角がどれなのか検討してみましょう🌄

一般的には『南向き』は日当たり条件が良いため、南向きの住宅が好ましいと考えている方が多数です。
しかし、ライフスタイルによっては日当たりの良さが逆にデメリットになってしまう場合もあるのです。
また、『南向き』の住宅は、他の方角よりも割高な価格設定になっていることもあるので、住宅の取得費用を抑えたいのであれば、他の方角の向きの家を検討し、日当たりが良くなるような工夫をしてみるのも良いですね🌞






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